ふっ
と鼻をつく
ほのかな
薄い記憶の中の
匂い

感情の記憶の走査線に
スイッチをオンにする

ずっと前に
ソファの上か
テーブルについたとき
刻まれた
匂いの残像が

うっすら
うっすら
蘇って

寝ぼけ眼の僕は
少し寂しく感じた

思い出せないのは
思い出したくないから?

いえ
この思い出せないまどろみの感覚は
きみと過ごした
やわらかなときの感覚に
似ている

忘れていないから
思い出さなくても
大丈夫

コメント

nophoto
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2014年6月26日11:25

A good many vablulaes you’ve given me.

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