On The Music

2002年12月18日
心象の中に浮かぶ光景
楽器をたずさえて
わたしの楽員は
わたしの心を奏で始めてくれる

ロックバンドのギタリスト
チェロやバイオリンが主旋律を
琴の音色が随唱するように
テクノビートがビープ音のレーザーを投げかける

スポットライトに映し出されたソロが
今はこのラインのヒーローを演じて

目を閉じたこの内側にある
おだやかなリラクゼーションのビジョンに
わたしは自己悦楽の淵へといざなわれていく

タクトを振らない指揮者
わたしは
薄暗いホールの壇上で足を抱えて座っている
表情が変化するのを合図に
オーケストラはテンポを変え
メロディーラインを変え
そしてリズムを変える

わたしは眠るように
夢を見るように
そのメロディラインに流れていく
幻想のイメージを言語化していく

激しく踊るように
文字と
音と
意味が重なり合って

そして最後にわたしの思考は必要なくなる

旋律に乗って走っていく意識が
果てしない宇宙と
果てしない自我の内側
永遠の瞬間を求めていく

As this heart beat plays the tune
You shall find out yourself so soon
Notes will be your best melody
And take you to the land of dream

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