みなも
2002年9月3日歌を歌っていた
やわらかな水面を眺めながら
歌を歌っていた
すずしげな水面を眺めながら
空を見ていたんだ
何にもない空を
疲れ切った後ぼんやりしたまま
ただぼんやりしていただけだから
風がざわめいて
そのささやきが
この胸の内をゆらしはじめ
目の前の水面は
優しくわたしにほほえんでいた
そしてわたしは歌を歌い始めた
歌を歌っていた
やわらかな水面を眺めながら
歌を歌っていた
すずしげな水面を眺めながら
いつかその水面に
触れてみたいと思い
わたしは手を差し出した
水面はするりと手を受け入れ
そしてするりと逃げていった
水面は表情を崩すことなく
その微笑みをたたえたまま
ただそこで見つめ続けていた
目の前の水面は
やわらかく瞳を閉じて見せた
そしてわたしは歌を歌い始めた
歌を歌っていた
やわらかな水面を眺めながら
歌を歌っていた
すずしげな水面を眺めながら
歌を歌っていた
さわやかな水面を眺めながら
歌を歌っていた
ひそやかな微笑みを眺めながら
わたしは
いつまで
歌い続けるのだろう
わたしは
いつまで
ここにいるのだろう
ただ
心地よい風の流れと
そのさざめきが
私を捉えてはなさない
私を捉えてはなさない
私はそれでかまわない
歌を歌っていた
やわらかな水面を眺めながら
歌を歌っていた
すずしげな水面を眺めながら
歌を歌っていた
さわやかな水面を眺めながら
歌を歌っていた
ひそやかな微笑みを眺めながら
やわらかな水面を眺めながら
歌を歌っていた
すずしげな水面を眺めながら
空を見ていたんだ
何にもない空を
疲れ切った後ぼんやりしたまま
ただぼんやりしていただけだから
風がざわめいて
そのささやきが
この胸の内をゆらしはじめ
目の前の水面は
優しくわたしにほほえんでいた
そしてわたしは歌を歌い始めた
歌を歌っていた
やわらかな水面を眺めながら
歌を歌っていた
すずしげな水面を眺めながら
いつかその水面に
触れてみたいと思い
わたしは手を差し出した
水面はするりと手を受け入れ
そしてするりと逃げていった
水面は表情を崩すことなく
その微笑みをたたえたまま
ただそこで見つめ続けていた
目の前の水面は
やわらかく瞳を閉じて見せた
そしてわたしは歌を歌い始めた
歌を歌っていた
やわらかな水面を眺めながら
歌を歌っていた
すずしげな水面を眺めながら
歌を歌っていた
さわやかな水面を眺めながら
歌を歌っていた
ひそやかな微笑みを眺めながら
わたしは
いつまで
歌い続けるのだろう
わたしは
いつまで
ここにいるのだろう
ただ
心地よい風の流れと
そのさざめきが
私を捉えてはなさない
私を捉えてはなさない
私はそれでかまわない
歌を歌っていた
やわらかな水面を眺めながら
歌を歌っていた
すずしげな水面を眺めながら
歌を歌っていた
さわやかな水面を眺めながら
歌を歌っていた
ひそやかな微笑みを眺めながら
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