A MOON IN THE RAIN

2002年7月3日
静かな朝を迎えて
私はいつものように
戦いの一日を迎える

焼けつくような蒸し暑さ
人間の一日が
蒸し鶏にたとえられたとしても
私はそれを否定しないだろう

人々は無表情で
彼らの居場所に進んでいく
その間
私はまもなく去るべき場所に向けて
風に乗って行進している

いつかは
そこに辿り着けるかもしれない
それは
明日かもあさってかもしれない

どんよりとした雲に
ありとあらゆる生命は
美しき糧を奪われて
ただうつろな瞳を映す

だが
私の瞳は炎に燃えている
いつかはたどり着くべき場所
いつかはあなたがいる場所
私は戦いを通じて求めている

額に一筋の雫
空からあふれ出した
情動の涙が
このよどんだ町並みを覆っていく

この戦いを終えて
この背中に翼が広がるとき
あの雲の彼方を超えて
私は
美しき月に逢いに行くのだ!

激しく降り注ぐ
何千億もの雫
それらすべての祝福を受けて
私は翼はためかせ

あの雲の
あの雲の
あの雲の上の
天国を照らし出している
美しき月へと逢いにいくのだ!

この雨の
この雨の
この雨の癒し
あなたとわたしが
二人だけで踊るステージにいくのだ!

疲弊した脳裏の運動が
その動きをとどめている間
意識の狭間からかいま見た
私の希望となる夢の話だ・・・

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