雨上がりに
2002年4月7日宮殿の近衛兵は
みな眠りについた
灯火が夜にきらめいている
暗き地平線の彼方
黒い雲が雨の兆し
そこにあるのは
雲の隙間からの月の光
彼は闇を登りつめた
武器は持たないが
不意打ちを食らわせた
サハラ高地の
偉大なる盗賊
眠りにおちたプリンセスが横たわる
その部屋へと忍び込む
「有り金すべて
そしてその可愛いネックレスも
この夜にふさわしい戦利品だ」
山を越えて嵐が忍び寄る
「夜明け前にはおさらばさ」
「雨が上がったあと
その瞳が涙で洗われたあとに
俺がなにもとっちゃいないって気づくさ
そして瞬きの瞬間に
恋心が取ってかわっているはず」
彼は夜の風のごとく優しく
どんな恋人よりも優しく
彼女の婚約指輪は
指をすり抜けて床へと落ちた
「わたしも つれていって
この孤独な人生が決まってしまう前に
私は男の許嫁
一度も会ったことのない男の」
「雨が上がったあと
その瞳が涙で洗われたあとに
俺がなにもとっちゃいないって気づくさ
そして瞬きの瞬間に
恋心が取ってかわっているはず」
いかづちがとどろき
閃光が夜を染めたあと
夢が終わりを告げたとき
それでも世界には愛が残っている
彼女は言った
私は別の人生を歩きたい
海賊の妻にして
風の吹く場所に連れていって
赤ワインの川がある場所に
危険を味わいたいの
犯罪者として生きたいの
星に連れていって
生きているうちに
月へと連れていって・・・
Original lyrics by Sting
"After the Rain has fallen"
みな眠りについた
灯火が夜にきらめいている
暗き地平線の彼方
黒い雲が雨の兆し
そこにあるのは
雲の隙間からの月の光
彼は闇を登りつめた
武器は持たないが
不意打ちを食らわせた
サハラ高地の
偉大なる盗賊
眠りにおちたプリンセスが横たわる
その部屋へと忍び込む
「有り金すべて
そしてその可愛いネックレスも
この夜にふさわしい戦利品だ」
山を越えて嵐が忍び寄る
「夜明け前にはおさらばさ」
「雨が上がったあと
その瞳が涙で洗われたあとに
俺がなにもとっちゃいないって気づくさ
そして瞬きの瞬間に
恋心が取ってかわっているはず」
彼は夜の風のごとく優しく
どんな恋人よりも優しく
彼女の婚約指輪は
指をすり抜けて床へと落ちた
「わたしも つれていって
この孤独な人生が決まってしまう前に
私は男の許嫁
一度も会ったことのない男の」
「雨が上がったあと
その瞳が涙で洗われたあとに
俺がなにもとっちゃいないって気づくさ
そして瞬きの瞬間に
恋心が取ってかわっているはず」
いかづちがとどろき
閃光が夜を染めたあと
夢が終わりを告げたとき
それでも世界には愛が残っている
彼女は言った
私は別の人生を歩きたい
海賊の妻にして
風の吹く場所に連れていって
赤ワインの川がある場所に
危険を味わいたいの
犯罪者として生きたいの
星に連れていって
生きているうちに
月へと連れていって・・・
Original lyrics by Sting
"After the Rain has fallen"
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