さくら

2002年4月2日
白い桜が今年も咲く
夜に濡れて咲き誇る
新月の夜でさえ
照らせよとばかり咲き乱る

 春に和らぐ陽の光 彼岸こえしこのあたり
 弛みし空気の影となる こころはなどかうつむきて

 冬の名残の嵐吹く 三寒四温の雨寒く
 芽吹きし蕾蹲る 春の息吹を待ち焦がる

 嵐よ
 雨よ
 この可愛いや
 花
 濡らすとも
 散らすなと
 時の
 流れを
 走り抜ける
 我は
 身体を
 凍えさせる

白い桜が今年も咲く
夜に濡れて咲き誇る
新月の夜でさえ
照らせよとばかり咲き乱る

 ・・・白き桜・・・
 ・・・やがて・・・
 ・・・はなりと・・・
 ・・・紅き・・・
 ・・・吐息をつく・・・

白い桜が今年も咲く
夜に濡れて咲き誇る
新月の夜でさえ
照らせよとばかり咲き乱る

白い桜が今年も咲く
夜に濡れて咲き誇る
満月の夜ならば・・・
その心震わせて・・・
桜吹雪と降り乱る・・・

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