Apart from you
2002年3月5日君から
切り離されたように感じて
君から
ずっとずっと遠くにいるように感じて
地球は丸いから
君から離れていくようでいても
反対側の方向は
君に近づいている
そんなくだらない理屈も
肌の感覚は自明の名の下に
否定しさってゆくだろう
大丈夫
赤い糸は
まだまだ紡いでいけているから
まだまだその色を失っていないから
まだまだ細いながらつながっているから
つぶやきながら
この体全部で
僕は今日一日の労働をずっと支えている
春だというのに
南からの風だというのに
身を切るような冷たさ
きしむ足を引きずるように
あの夢の中へと
時間のコンベアーの上を歩いて進んでいく
切り離されたように感じて
君から
ずっとずっと遠くにいるように感じて
地球は丸いから
君から離れていくようでいても
反対側の方向は
君に近づいている
そんなくだらない理屈も
肌の感覚は自明の名の下に
否定しさってゆくだろう
大丈夫
赤い糸は
まだまだ紡いでいけているから
まだまだその色を失っていないから
まだまだ細いながらつながっているから
つぶやきながら
この体全部で
僕は今日一日の労働をずっと支えている
春だというのに
南からの風だというのに
身を切るような冷たさ
きしむ足を引きずるように
あの夢の中へと
時間のコンベアーの上を歩いて進んでいく
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