呼びかける 声(夕暮れの時間 二部)
2001年12月7日季節のさまざまな
情景の名前を知るのが好きで
その趣に感情を投影して
僕にささやきかけてくるあなた
いつか一緒に
夕暮れのなかで
二人して
それぞれのお茶を楽しみ
あなたは山を眺めながら
僕は風を眺めながら
二人目を合わせて
お互いの心象は異なっていても
共感しあい
微笑みあい
ほっと息をつくことになるのだろう
その未来の中で
山は紅葉づいているだろうか
風は水色に流れているだろうか
川はせせらいでいるだろうか
太陽はほのやかに照らしているだろうか
街の風景にとけ込んでいるだろうか
田園の彼方にたたずんでいるだろうか
二人の手は
それぞれの時間を刻んでいるだろうか
二人の鼓動は
同じように脈打っているだろうか
時間は
今よりも心地よく流れるだろうか
日本には
天使が舞い降りているだろうか
それとも
海獣が練り歩いているだろうか
長い長い道のりを歩いてきた
今日という一日のまどろみのなか
まだまだ考えたことの無かった
ずっと先をふつりふつりと考えて
またまどろみへと落ちていく
二人に
天使が降りてきますように
情景の名前を知るのが好きで
その趣に感情を投影して
僕にささやきかけてくるあなた
いつか一緒に
夕暮れのなかで
二人して
それぞれのお茶を楽しみ
あなたは山を眺めながら
僕は風を眺めながら
二人目を合わせて
お互いの心象は異なっていても
共感しあい
微笑みあい
ほっと息をつくことになるのだろう
その未来の中で
山は紅葉づいているだろうか
風は水色に流れているだろうか
川はせせらいでいるだろうか
太陽はほのやかに照らしているだろうか
街の風景にとけ込んでいるだろうか
田園の彼方にたたずんでいるだろうか
二人の手は
それぞれの時間を刻んでいるだろうか
二人の鼓動は
同じように脈打っているだろうか
時間は
今よりも心地よく流れるだろうか
日本には
天使が舞い降りているだろうか
それとも
海獣が練り歩いているだろうか
長い長い道のりを歩いてきた
今日という一日のまどろみのなか
まだまだ考えたことの無かった
ずっと先をふつりふつりと考えて
またまどろみへと落ちていく
二人に
天使が降りてきますように
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