考察
2001年11月22日あ〜あ〜
マイクのテスト中
と言っても
これは拡声器で
誰かに聞いてもらうものではないが
ガキンチョどもよ
それも
多分一部のガキンチョだが
ほんとうにお前たちのなかには
ハナをほじって
それを食べてしまう奴がいるのだな
わしも昔は副鼻腔炎をやっとって
どうやら無意識のうちに
ハナに手を突っ込んで
それを口に持っていったらしいが
それをごくごく普通の行為として
漫然とやっているお前の友達を見たとき
わしは少なからずショックを受けた
しかし
医学的知識を中途半端に学びつつも
全人的ケアを目指すように訓練されてきた
わしは
その行為が果たして生理学的に
どのような弊害をもたらすかに興味を持った
基本的なこととして
鼻汁というものは
空気中に存在するチリや微生物を
ハナにある毛
つまりは鼻毛や粘膜が収集して
それを体外に排出する際に
流れ出すものである
だから
やはり鼻汁というものは
ユニバーサルプレコーション(*)的には
汚染された体液として扱うことになっている
やはり
ハナをほじって
それを嘗めるという行為は
決定的に汚い・・・
のかもしれない
ここまでは教科書レベルの考察だ
しかしだな
おそらく
鼻が詰まり気味のあの友達の
呼吸環境というものを考えて
今
ハナをほじっているのは
口呼吸から
鼻呼吸へと成長発展をとげる段階で
鼻がつまっていることにより
呼吸が阻害されているため
それを潤滑化させるための
一種のグルーミングだと考えることも
できることに気づいた
行為そのものを見ると
鼻汁や鼻くそをほじりだし
それを口にしているように見える
しかしよくよく観察してみると
鼻に指を入れて出した後のその先には
汚染物質らしきものは見いだせず
必ずしも鼻の中にある
汚染物の味を味わっているようには見えない
ということに気づく
一瞬
体内のナトリウム不足が
無意識に塩分の摂取を反射的に促している
そんな仮説も考えられたのだが
それは却下することとした
そうだ
あの鼻汁独特の味を味わっているのではない
やはり
ハナをほじって
指を嘗めるのは
指を嘗めて潤滑油がわりの唾液を手につけ
鼻腔に差し入れることにより
つまりがちな鼻腔を広げようと言う
一種のグルーミング的行為だと
見なせるのである
犬・猫は人間ではないが
犬・猫のハナが潤っているという事実を
帰納的に当てはめて考えると
人間においても鼻腔内は潤っている方が
その機能を十全に果たせるのではないかと
考えられる
そのようにその行為を考えると
「ハナをほじってはいけません
何、鼻くそを食べているんですか」
というしかり方は頭ごなしだと考えられ
「ねえ、お鼻、詰まっていて
ちょっとしんどいのかな〜」
という言葉掛けが
援助に向かうアプローチとして
妥当ではないかと思われる
あ〜あ〜
とはいえ
そんなことを大人は誰も教えない
というか
そこまで考える大人はいない
したがって
ハナをほじってその指をしゃぶる癖のある
お友達は
あるとき「わーい、鼻くそ食べた〜」と
いじめられる危険性にさらされる
あ〜あ〜
だからだな
大人は
その癖を改めさせることよりも
弱い鼻腔をいかに清潔に保たせ
スムーズな呼吸を促せるか
その手法を教える必要がある
そして
ガキンチョどもよ
もしそのことを
わしら大人が伝えたら
どうかわかってください
そして
はなをほじっているお友達に
「ちり紙でくしゅんして
めんぼうでぬらしたほうがいいよ〜」
そう
教えてあげてください
あ〜あ〜
マイクのテスト中
あ〜あ〜
本日は晴天なり
本日は晴天なり
*ユニバーサルプレコーション
医療現場で人間の体液はすべて
感染の危険性があるから
ちゃんと清潔になるように処理してね♪
という理念(きわめておおざっぱ)
マイクのテスト中
と言っても
これは拡声器で
誰かに聞いてもらうものではないが
ガキンチョどもよ
それも
多分一部のガキンチョだが
ほんとうにお前たちのなかには
ハナをほじって
それを食べてしまう奴がいるのだな
わしも昔は副鼻腔炎をやっとって
どうやら無意識のうちに
ハナに手を突っ込んで
それを口に持っていったらしいが
それをごくごく普通の行為として
漫然とやっているお前の友達を見たとき
わしは少なからずショックを受けた
しかし
医学的知識を中途半端に学びつつも
全人的ケアを目指すように訓練されてきた
わしは
その行為が果たして生理学的に
どのような弊害をもたらすかに興味を持った
基本的なこととして
鼻汁というものは
空気中に存在するチリや微生物を
ハナにある毛
つまりは鼻毛や粘膜が収集して
それを体外に排出する際に
流れ出すものである
だから
やはり鼻汁というものは
ユニバーサルプレコーション(*)的には
汚染された体液として扱うことになっている
やはり
ハナをほじって
それを嘗めるという行為は
決定的に汚い・・・
のかもしれない
ここまでは教科書レベルの考察だ
しかしだな
おそらく
鼻が詰まり気味のあの友達の
呼吸環境というものを考えて
今
ハナをほじっているのは
口呼吸から
鼻呼吸へと成長発展をとげる段階で
鼻がつまっていることにより
呼吸が阻害されているため
それを潤滑化させるための
一種のグルーミングだと考えることも
できることに気づいた
行為そのものを見ると
鼻汁や鼻くそをほじりだし
それを口にしているように見える
しかしよくよく観察してみると
鼻に指を入れて出した後のその先には
汚染物質らしきものは見いだせず
必ずしも鼻の中にある
汚染物の味を味わっているようには見えない
ということに気づく
一瞬
体内のナトリウム不足が
無意識に塩分の摂取を反射的に促している
そんな仮説も考えられたのだが
それは却下することとした
そうだ
あの鼻汁独特の味を味わっているのではない
やはり
ハナをほじって
指を嘗めるのは
指を嘗めて潤滑油がわりの唾液を手につけ
鼻腔に差し入れることにより
つまりがちな鼻腔を広げようと言う
一種のグルーミング的行為だと
見なせるのである
犬・猫は人間ではないが
犬・猫のハナが潤っているという事実を
帰納的に当てはめて考えると
人間においても鼻腔内は潤っている方が
その機能を十全に果たせるのではないかと
考えられる
そのようにその行為を考えると
「ハナをほじってはいけません
何、鼻くそを食べているんですか」
というしかり方は頭ごなしだと考えられ
「ねえ、お鼻、詰まっていて
ちょっとしんどいのかな〜」
という言葉掛けが
援助に向かうアプローチとして
妥当ではないかと思われる
あ〜あ〜
とはいえ
そんなことを大人は誰も教えない
というか
そこまで考える大人はいない
したがって
ハナをほじってその指をしゃぶる癖のある
お友達は
あるとき「わーい、鼻くそ食べた〜」と
いじめられる危険性にさらされる
あ〜あ〜
だからだな
大人は
その癖を改めさせることよりも
弱い鼻腔をいかに清潔に保たせ
スムーズな呼吸を促せるか
その手法を教える必要がある
そして
ガキンチョどもよ
もしそのことを
わしら大人が伝えたら
どうかわかってください
そして
はなをほじっているお友達に
「ちり紙でくしゅんして
めんぼうでぬらしたほうがいいよ〜」
そう
教えてあげてください
あ〜あ〜
マイクのテスト中
あ〜あ〜
本日は晴天なり
本日は晴天なり
*ユニバーサルプレコーション
医療現場で人間の体液はすべて
感染の危険性があるから
ちゃんと清潔になるように処理してね♪
という理念(きわめておおざっぱ)
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