詩の書き方

2001年11月7日
人それぞれですね
詩の書き方

あふれる思いを
美しい言葉に託したくて
あふれる思いが
美しい言葉に託されて
詩は自然と生まれるもの

そういう人もいます

言葉に出来ない思い
伝えたくて
伝えたくて
ノートに殴り書き
ああでもない
こうでもない
そして
ずっと書きつづっていった
断片が
重なって
できあがるときもあります

もちろん
単なる言葉遊び
心にもない
言葉で
誰かの気持ちをひきたくて
紡ぎ出される言葉もある

それはそれで
いいのだけど
誰かが使っていた言葉
借り物だとばれないように
小細工するぐらいなら
そのまま使ってしまってもいいのにね

思います

言葉の響きの美しさ
不思議さ
妙なるようすに
驚いて
それを紡いでいくこともあります

漢字が連なったり
映像的な描写が
不思議な連関をもって
つながっていったり
たどたどしいひらがなのかたまり
カタカナでの縮こまった情景
英語の混ざったダンスのリズム
そんな詩も
立派に心が映し出された
素敵な詩ですね

世界に衝撃を与える事件に
憤りや悲しみを感じて
気持ちだけが走っていってしまうことも
あったりしまして

詩も
人間と一緒で
いろんな詩があって

とある形式がとても嫌いでも
別の形式や言葉の響きに惹かれたり
形式がごつごつでも
考え巡っているその流れが好きだったり
人好み様々で
表現も様々で
それらすべて・・・は無理でも
多くを吸収できていったらいいな・・・

もちろん
ただ一つの詩が好きなだけでも
人生を潤すには充分なのかもしれません

詩を書くこと
詩を書きたいと思うこと

素直に 照れるなと 言いますが
でも 詩を書くことは
そこにいるみんなに
みんな そこに いるんだよね
って
確かめたい気持ちがあるから
書くんだろうかなって思います

だから
一番確かめたいあなたに届けたいと思う詩は
やっぱり一番の詩なんでしょうね・・・

風の中
歌うように
かき消されても
声を発し続ける
誰かが
気づく
あなたが
気づく
調べの不器用さの中に
流れる熱い思い
どうか
どうか
受け取ってください

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