悪夢

2001年9月3日
筋肉注射した看護婦さんが
勢い余って針で腕を串刺しにした

点滴に使うような太い針が
右腕を突き抜ける

笑いながら看護婦さんは
「ちょうどいいわ
 左腕にこのまま差し込んでしまいましょう」


手首から肩に抜けるまで
長くのびてきた針を突き刺した

気がつくと
針は抜かれていて
腕にはしびれた感覚があり
人間の腕はそんな簡単には
全村させられないものだと気づいた

夢の中で・・・

タオルケット一枚しかかぶらないまま
冷たい空気に包まれていた僕は
凍えるようにして目を覚ました

寝汗はかいていなかったが
全身がガタガタと震えだし
骨髄のあたりから寒かった・・・

悪夢・・・

久しぶりに見た
悪夢・・・

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