過去にしがみつくのは
 おろかだけれども
過去を眺めて
 未来への糧にすること
過去を眺めて
 未来への教訓にすること

とても大事なことだよね

自分のために始めたといいながら
きっとあなたに聞いてもらいたい
そんな思いがどこかにあったのかも
しれない

その心がこめられた
表情の断片を追い続けるだけで
どんなに自分が
あなたのいろに
染められてきたのかがわかる

孤独だと思って
妙なすがすがしさに
人生をあきらめかけていたときに
ふとあなたがくれた
心と心のつながり

そう
気づかない間に二つの心は
染まり続けていった

時に暗闇に
時に暗闇に浮かぶ月の色に
時に血の色に
時に暖かい血のにじむ色に
時に明るく
果てしない青さが抜けていく
やがて藍色に染まるような色に
時に透明に
かぎりなく存在しないような
目に見えないすがすがしい色に
やがてそれは灰色に染まっていく時もあったが
あなたは
そんな灰色に息を吹きかけ
どっかに飛ばしてくれたこともあった

でも
そんな色に染められた元のカンバスに
きっと輝いていただろう色は
いつも覆い隠されていた
あるいは意図的に隠していたのかも

ほら
太陽の色だよ
今まで
隠れてきた
いいや
明るすぎて見えなかった色

あなたへ・・・

ありがとう・・・
あいしてる・・・

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